充実の一日、江戸の話。

今日の予定は
歌舞伎
スポーツ
銭湯。


朝少し勉強して、9時過ぎに家を出る。
遅めの朝食(ウニ定食)を築地でとって、歌舞伎座へ。
東劇とか松竹に用があるときは、かなりの頻度で築地でウニ。
歌舞伎座ではしっかり幕の内弁当を購入。
てかネットでチケット買えるのはすごく便利。電話みたいに席指定ができないのは少し残念やけど。
今日は通し狂言仮名手本忠臣蔵
心待ちにしておりました。
あらすじとか背景も予習したし。
楽しむポイントはまだまだわからないけれど、雰囲気は充分。
しかも豪華キャスト。
いやー、存在感はすごかった。
松本幸四郎
中村勘三郎
などなど、テレビで見た顔はもちろん、古典で聞いたような名前もたくさん。
浄瑠璃は、大阪で見た文楽義太夫人間国宝)とは比べものにはならんかったけんど。
立ち回りは京劇のそれと比べると涙が出てくるくらいお粗末やけんど。
それでも、あの狭い歌舞伎座の雰囲気はなかなか。
ホールで見るのではなく、しっかり芝居小屋で見たって印象。
そして、役者の所作の美しさ。
これは必見だと。
和服ってああ動くと「粋」なんですね。
立ち姿、座り姿、動くときの腰の位置、手の所作や諸々。
これは伝えられてきた技ですね。
京劇の型に通じる美しさ。
加えて、一番高い席は2万とかして、しかも吉兆を出前にとったり、一番安い席は一幕900円とかでおにぎり。
この上から下まで、混在するところが文化なき都市、江戸っぽくていいです。
武士の都市で、文化は町人。
みんなで楽しむのが原点なのかな、って感じたり。
これが明治以降変なオーソリティを得て調子のってる感があるけど。
寿司も天ぷらもうなぎも蕎麦も元々は庶民の料理、高級料理ではない。
雑然とした混ざり合い、「大衆」というのが日本で誕生したのが江戸やないかと。
劇場に寿司て。たぶんマクドのノリで持ちこんだんやろね。


んで4時に午前の部終了。午後の部は日を改めて伺います。
そのあと俗に言う「銀ブラ」(ユニクロでヒートテックを購入しただけやけど)
んで、そのあと運動しにいきました。
友達とご飯を食べて帰宅後、家の近くの銭湯へ。
交代浴で体もさっぱり。
もう寝ます。
では