2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『ZERO』

松本大洋が講談社から小学館に移って最初の作品。 2巻完結。 いまの『竹光侍』とはかなり違う。 一作ごとに画風をかなり変える人やけど、ほんまに初期と今、全く違う。 個人的にはこの『ZERO』かなり好き。 骨太、そして乾いた熱さ。 黒田硫黄がなんとなく…

『ハゲタカ』

ヒューマントラストシネマで見てきました。 表参道へ渋谷から抜けるお洒落ビルの8階にある映画館。 ん〜劇場施設いまいち。 なんか映画への「愛」を感じない。 スクリーンがやたら上にあって、かつ縦長の劇場。 お洒落ビルにとりあえず映画詰め込みましたっ…

『東京画』

ヴェンダース。 ここの東京はまるで異世界。 まぁ20年以上前の東京ですが。 『ロスト・イン・トランスレーション』と比較してみるのもおもしろい。 『東京画』では小津の面影を求めて東京を放浪し、インタビューをするドキュメンタリー。 『ロスト・イン・…

『スラムドッグ$ミリオネア』

チケットと座席をネットで買って見に行ってきました。 こんなこともできるようになってるんすね。 ひさしぶりに新しい映画館行ったんで、ちょっとびっくりしました。 お洒落できれいで、しかも座席間が広くて快適。 日比谷シャンテです、ちなみに。 で、『ス…

記念2

いつのまにやら2000PV。 とりあえず、その記念に。 最近の雑感。 どうも五月病、というより夏バテ。 なんとなく日々の活力がわきません。 思うに、切羽詰まるような状況にないからか(真綿でしめられている状況ではあるが) これではいけないんですが、どう…

イラン大統領選と報道ステーション

ついつい気になったので。 先日、11日?でしたかの報道ステーションにて。 イラン大統領選についての報道。 アフマディーネジャードとムーサヴィーのほぼ一騎打ちと。 そして保守派対米強硬路線となるか、改革派国際協調路線となるかと。 世界中が注目してい…

『へうげもの』1−8

やっと書くテンションになりました。 これはエネルギーいるんよね、山田芳裕作品。 第一に1ページ1ページに読むのに時間がかかる。 画だけなのにパワーがすごい。 熱い、暑苦しいす、山田先生。 『ジャイアント』は感情移入しづらい感じでしたが、 わび、…

『ちはやふる』1−4

ひさびさのマンガ。 マンガ大賞とったので、とは完全に踊らされてるな私。 『ちはやふる』 末次由紀 2008年から『BE・LOVE』(講談社)に連載。 おもしろいです、素直に。 女性版ROOKIESというかMAJORですな。 競技かるたを舞台としたお話。 少女マンガの文…

『スワンプ・ウォーター』

ジャン・ルノワールの1941年、アメリカでの作品。 完全にハリウッドの作り、スタジオとロケと。 「人を信じること」 「勧善懲悪」 「ロマンス」 全てが貫徹され、女性の愚かさ(なんかキリスト教的な)とか、一人の若者が父親との確執も越える様など盛りだく…

『青の稲妻』『私たちの十年』

ユーロスペースで見てきました。 藤井省三のトークショウ付きで、市山プロデュサーとの対談。 なんか舞台となった都市に行った、日本人の生の声はおもしろかった。 藤井先生はまじめー、そしてアクのない感じの人でした。 まぁそれ以外は目新しいおもしろい…