『けいおん!』

ん〜なにしてんでしょうね、夜をつぶして。
何やかんややらなあかんこと満載、満載。
正直見とる場合ではないんですけど。
なんか最近、寝る時間は3時以降。
そして自堕落な日々…ダラダラしすぎ。


んなことおいといて、本編12話+番外編1話。
京都アニメーション制作。
同時にハルヒの2期もやってますねー京アニ
本編の話に入る前に…
ここの舞台設定は京都、左京区
wikiには修学院周辺とあるけど、印象は出町柳百万遍のあたり。
つまりは京大周辺。
毎回出てくる銅像とかどうみても折田先生へのオマージュ?
京都大好き。特にこのあたり。
大学生活を京都でおくりたかった(笑)
このへんも京アニのある意味偏執狂ぽいところ、やたら背景一つ一つの設定が細かい。
主人公達の移動にそこまで無理がない、変なリアリティ。
たんにロケハン楽やったってだけやったらゲンナリやけど。
また京都行くのが楽しみになりました。


で『けいおん!
あずまんが』的というか、なんというか。
海外の反応には『涼宮ハルヒの憂鬱』との共通点を言ってるのが多かった印象。
まぁENOZを期待してたんでしょう。
個人的には『らき☆すた』に近い。
女子高生の生活を「萌え」で描く、みたいなとこ。
ラノベっぽい達観はここにはない。
ここでうまいなーて感じたのは変な細かさ。
どう考えてもおかしい箇所、できすぎの箇所、たくさん、
これが一つ一つの細かい設定とか描写。
例えばギターの種類
楽器演奏の場面
講演までの日程設定
登場人物達の表情や仕草(これがうまいんだ、文法もしっかり踏襲)
間にはさまれる風景、背景の人たち
など、そこに目が引きつけられてうまく気にならなくなる(見てる間は)
んでもってのキャラ。
髪型だけ変えてしまえば、正直みんな顔同じ。
そのなかでいろいろ好みが別れるのはキャラ設定のなせる技。
実社会(三次元?)ではたぶんキャラより圧倒的に「顔」重視でしょう。
髪型にもしっかりキャラが反映する。
純粋に記号化された女性が消費できるんでしょうね、実社会ほどめんどくさくない。
ん〜そんななかでも、若干ねらいすぎ。
それが味と言えばそうでしょうが、澪に関するところはあからさま。
それでもやられてまうんやけどね(笑)
意図的にのばされているであろう会話シーン。
これはもっとテンポ良く切ることは可能、ただそれを「敢えて」やらない。
これが女子高生ぽさ、ガールズトークぽさ、あくまでぽさを醸し出す。
作品の全般的にはうまい、そういう印象でした。
静止画の使い方も違和感のない程度、手抜きにはまぁ感じない(このへん京アニ特にうまいよね)


涼宮ハルヒの憂鬱』のライブシーンがうけて、
らき☆すた』の女子高生の生活がうけて、
その延長に『けいおん!』があると。
わりと納得しやすい流れ。
とらドラ!』も「萌え」だったかもしれないけど、こちらのがより純粋か。
とらドラ!』は主人公達を中心にした恋愛模様
やっぱり主人公には好きな異性がいて、それがどうこうという展開。
こちらはある意味ホモソーシャル
男の側から見ての鏡、ホモソーシャル的構造。
登場人物に男の影はない(設定も女子校)
対象たるべき女の子の登場人物達はより純粋に消費される。
より安心ですやんね。


などなど勝手に書き連ね。
正直、心証的に違う!というご意見もあるでしょう。
まだまだ若輩、あくまで参考までに。
では