朝?

やってしまった。
友達に誘われるがまま、深夜4時から7時まで。
映画を見てしまった。
おかげですごく眠い。


『インランドエンパイア』


見終わって最初の感想「なんじゃこりゃ」
脳みそをミミカキでこちょこちょやられるような…
狭い箱の中に入れられて、それが攪拌されるような…
夢とはまた違う現実感。
ん〜なんか評価は難しいね。
ぐるぐる廻るとか思いきや、べつにそうではないし。
一見無意味な映像のカケラの羅列の中に、見知ったものがちらほらする。
既視感と未知の連続、融合。
それを見て、私はほのかな期待を抱く、カケラを集めて物語の再構築(もはや降臨といってもいいかもしれない)ができるではないか、という物語への期待を。
そんな期待感を引きずりながら映画は緊迫感を「盛り上げて」いく。
3時間は長かったけれど、映画の1つの極地をみた気がした。
まぁ苦手な映画の部類だけど。


崔洋一はこんな事を言っていた。
「監督はカットを変えたりいろいろする、けどそれは「気分だ」「そう思った」としか説明できないことも多々ある。」
ん〜つまりは思いつきなのか…
解説そのものを拒否する映画、そしてこの文章も解説を拒否しているといいつつ解説になっている自己矛盾。



なんていろいろ書いたけど、この映画のすごいところは、こうぐだぐだ書いたことでは伝わらないこと。
とにかく見るべし。
そうでないとわからんよ(見てもわからんけど)
たぶん今日もう一回みるかな、とばしとばしでも。



眠い、眠い
では