『岳』1−3

三月に入ってしまいました。
いろいろやることはあるけれど、いまいち気乗りがしません。
花粉症のせいでしょう、としておきます。


今回は山の話。
深い山には根源的な恐ろしさって常に感じさせられる。
一方で、個人的には山は生活の場所、というイメージが強い。
私にとって、山は憧れるというよりは、なかで育ったイメージ。
私には近畿の山間、日本で最も人工林が生い茂ってるところが原風景なのですが。
そんな私は山は、暗くて深くて身近なものでしかなかった。
たぶん浅い山の中でしか生活したことがないからなのかもしれないし。
あと登山経験がないからなのかも。
富士山とか、大台ヶ原なんて観光地やもんね。

 
『岳』
3巻まで、とりあえず手元にあるだけ読みました。
絵がはじめ苦手だったのですが、話?絵?なんかその世界に引き込まれました。
話が重い。
死と山、みたいな。
私はそう感じました。
「人対山」
そうなったときに、人は対価って命でしか払えないのかな。

岳、山ってこわいわ。
孤高の人』とか読んでると、山ってかっこいい。
なんか現実を知らない人間が、現実ってのも変だが、たぶんリアルな世界が『岳』
なんか泣かされてしまいました、一話一話に。
なんか妙に一つ一つリアルなんよね、顔とかはそうでもないのに。


どうして、山にひとは登るんでしょうね。
まじでわからんです。
このマンガ読んで、ますます。
だって死にますやん。
あかんよ、やっぱり死んだら。
主人公の三歩とまわりの人たちはほんと山が好きだけど。



実家に帰ろうと思っても。花粉症がひどくて嫌です。
山(谷かなうちは)に帰れなくなってしまった。
では