『ひめゆり』

中野野方へ自主上映を見に行ってきました。
とにかく、トラウマ。
寝れねーよ、と。
話の内容的に、苦手なんですよ…
なんか証言と証言との間に挟まれる沖縄の風景とか、無音。
雨、空撮、当時の映像。
もうね、そんな煽らんでもって感じで。
正直、しんどい。
途中からは繰り返し、繰り返し、同じ調子が続く。
完全に『時計仕掛けのオレンジ』ですわ。
ほんま、制作者のセンスを疑う感じでした。

内容も、つらい。
聞いてても目に見える、つらい。
話慣れている感じが、またなんかいろいろ感じたけど。


監督は、元NHKの柴田昌平監督。
(帰宅してgoogleったらwikiに記事がありました、映画も)
終わった後に壇上で少しお話をしてくださった。
「ドキュメンタリー」ではない、これは「記録」だといわれたそう。
うん、納得。
同じようなのが続くのも、亡くなっていくひめゆりの方々一人一人 の「記憶」を記録としてとどめるため。
これは制作者はできるだけ影を潜めてる、「記憶」の話。
だから、それを煽るような途中の映像とかが私は嫌いだったのかな。
すごく腰の低い方で、一回じっくり話してみたいなー


「忘れたいこと」を話してくれてありがとう。
Coccoがこの映画に寄せた言葉です。


「忘れたいこと」は「忘れてはいけないこと」


少し変えて、私はこう思った。
「記憶」てなんだろうなー
記録とかではないんだわ、常に記憶は現在とともある。
なんてね
では