『白い馬』『赤い風船』『侯孝賢のレッド・バルーン』

早稲田松竹でこの前みてきました。
少し遅くなりましたが。

始めに断っておくと、僕自身フランス、フランス映画ってよくわからんです。
フランスの土地勘、というか風土、空気のようなものは全くの未知。
映画をみるときの予備知識がないと、すごく不安になる性なので、すごく苦手にしてます。
だって、私のなかのフランスは『にんじん』で終わっているので。
あっあと仏代表のNo.8がいかついってくらい。
てな言い訳をしておいて、この3作。


『白い馬』
幻想的。
スクリーン全体が白く靄ってる感じ。
馬ね〜
モンゴルで感じた馬の印象と、これはかなり違う。
まぁかなり童話的というか詩的な作りもしてるしね。
『赤い風船』
風船いいね、欲しい。
わらわら〜っとでてくる子どもたちも元気だし。
なんかわらわらしてるのが気に入りました。
最後のシーンも印象的。


両2作通じて、大人よりも子どもがとにかく良い。
決して子どもの目線で描かれているわけではないのに、それでいて静かに寄り添う感じ。
たぶん設定としては貧しい少年ということになってるんだろうけど、きれい。
ショタモノっていったら怒られるか(笑)
イタリア映画も子どもを使うのがうまい印象があるけど、あっちは明確に子どもと大人は隔たれている。
なんかこれは見てて、フランスって子どもは「小さな大人」なのかな。
とも思った。


侯孝賢のレッド・バルーン』
侯孝賢の『非情城市』が大好き、私は。
なんか良くも悪くも侯孝賢だなー
フランスの町もうまく撮ってるとは思うし、映像もきれい。
なんか部屋の隅っこに座って光景を見てる気分になるし。
とまぁなんかコメントしにくい。


今日は中途半端な感じですが、それでは
では